【ポンコツ看護師】
一年目の苦悩と、今も活かせている学び
どうも、こんにちは。
所詮かねこなんでと言われてもちょっと興味をくれると嬉しいです!
前回ポンコツ一年目の
【印象深いエピソード】
を紹介させていただきました。
今回は、
ナースコール対応が遅れてしまい、患者さまから怒られた話から
【今も活かせている学び】を内省してみます。
共感や、コメントがあればぜひお願いします!
はじめに
3行要点:経験からなにを学べた?
・患者様がどんな思いで治療しているのか、改めて考える機会になった
・「ちょっと待って」ではなく、具体的に所要時間を伝える
・失敗談も今では笑い話。話と行動で信頼関係の構築へ
少し長くなりますが、お付き合いください
【今も活かせている学び】
患者様に怒られることで、看護技術の向上だけでなく社会人として仕事に対する姿勢や態度などを考えてみようとするきっかけになりました。
自分が医療者を志したきっかけは、手の届く人を助けられるようにしたいという思いからだったはずなのに、
助けるどころか、ストレッサーになっているようじゃ本末転倒
人体構造や病態生理を勉強をしていても、なんにもならないじゃないか!!!と痛感しました。
その日、勤務が終わったその足で本屋にいってこれだ!!ってう本を買いました。
今も心理学に興味があるのは、この経験からだったんやなあ・・・
新人看護師で業務に追われて、気持ちの余裕がないことから
自己中心的な気持ちに拍車がかかっていたんだと思いました。
患者様は病院に治療を受けに来ています。
食事に行って店員さんの態度が悪かったらどう思いますか?
嫌ですよね。おれは嫌です。
明日さらに体調が悪くなってしまうかもしれないのに、看護師から質の悪いサービスを受けたら怒るし、心底がっかりされただろうな・・・・と振り返りました。
自分が最低のサービスを提供しているなんて・・・・
それから「プロ」という言葉を強く意識して臨むようにしています。
定時入院・検査だし・手術だし・手術帰室・緊急入院・急変と
とにかく看護師は忙しい。自他ともに認められることと思います。
(正直最近はそう思っておらず、効率化やシステム的な問題だと思っていますが・・・)
だからといって、患者様には関係ありません。
この経験から自分は、
・自分が今抱えている作業をオブラートに包んでお伝えし、対応できる時間の目安をお伝えする
・他の看護師に依頼する(主に受け持ち担当の看護師さん)ことを約束する
ことを実践しています。
そうすることで、
患者様が
・具体的に何分待たなければいけないか
・誰がいつ対応してくれるのかを具体的にイメージすることができ、
安心してサービスをうけられます。
(・・・と思ってやっています)
いまだに、アイスノンの交換を頼まれるたびにこのエピソードを思いだします。
今では自分からこのエピソードを患者様にお伝えし、
即座にアイスノンを交換することで、
「今では早く持ってこれるようになったんだね。ありがとね」
と言っていただくこともあり、患者様と信頼関係を築くための笑い話にしています。
できなかったことを振り返ることを反省。
よくできたことを含めた振り返りを内省っていうみたいです。
日々内省して、よりよいサービスを提供していきたいですね。
ここまで読んでくれてあとんす。