【ポンコツ看護師】
後輩の素敵な看護と、今も活かせている学び
どうも、こんにちは。
所詮かねこなんでと言われてもちょっと興味をくれると嬉しいです!
今回は、
ポンコツでも慕ってくれた後輩から影響を受けて、今も大切にしている学びを紹介したいと思います。
共感や、コメントがあればぜひお願いします!
はじめに
3行要点:どんなエピソード?
・患者様とフレンドリーな関わり
・さりげないタッチング
・ベッドサイドで膝をついてまで話を聞く姿勢
少し長くなりますが、お付き合いください。
【後輩の素敵な看護と、今も活かせている学び】
どんなにポンコツでも、月日が流れて一年すると後輩が入ってきます。
後輩からすると、2年目の看護師に業務や相談をするほうが気持ち的に安心です。
ポンコツからすると、自分の知識の見直しや業務について見つめなおすいい機会になりました。
年齢は先輩だけど看護師としては後輩のメンズが入職しました。
素直で、気が回って、悪いやつです。
その後輩は元の性格や、今までの仕事柄、患者様に対してとても気さくに接していました。
後輩と勤務をする中、”あること”に気が付きました。
「彼が対応したあと、患者様が笑顔でとても感謝している」
そのことに気付いたあと、ますます注視して対応を観察することにしました。
すると、2点のことに気が付きました。
・とてもフレンドリーに対応していること。
(当然、患者様との距離感や言葉遣いもしっかりしている)
・気さくに肩や背中にタッチングしていること
各勤務帯で担当の看護師が変わるし、みんな同じ白衣(今だとスクラブ)、マスクを着用しているため見分けがつきにくいです。
男性看護師であることは印象付けに優位性があります。
彼が自然に行っていた(意図的かもわからないですが)行為は、
患者様にとって、とても印象に残り、安心につながっていたと感じました。
おれは人付き合いが苦手なので、どうしてもちょっとした距離感や遠慮が垣間見えていたと振り返りました。
気づいたその日から、恥ずかしい思いもありながらも
ちょっとずつタッチングを増やしていきました。
そうすると患者様との会話が自然になっていったり、フィジカルアセスメントへの移行がスムーズになったと実感しました。
人はタッチングを受けることで、オキシトシンの分泌が促され安心感につながるとされます。その最たる技術がタクティールケアになるわけですね
(タクティールケアとは:一般社団法人 日本スウェーデン福祉研究所より引用
スウェーデン発祥のタクティールケアは、
1960年未熟児ケアとして看護師らによって始まりました。
マッサージではないため、押したり揉んだりはしません。
優しく包み込むように触れるだけです。
誰もが簡単に行うことができ、活躍の場は様々。
多くの人がストレスを抱えるこの時代に
必要なコミュニケーションツールです。)
もう一つのエピソードが、
更にもう一年経ってから入ってきた、これも男性看護師です。
彼は大学の後輩で、意味わかんないけど謎に慕ってくれていました。
そんな彼は、おれと同じでラウンドにでると一生ナースステーションに帰ってきません。一生懸命話を聞いています。
しかし、決定的に異なったのは
・ベッドサイドで目線を合わせるために、片膝をつき前のめりで話を聞くこと
でした。
話を聞く態度は非常に重要です。
立って、腕を組んで、片足に体重が乗っていて、どこみてるかわからない人には
「え?この人話を聞いてくれてるん?話して大丈夫なん??」
って思いますよね。
患者様に寄り添うために、話を聞くためにそこまでするんかと目から鱗でした。
(感染対策的にはNGかと思いますが・・・)
何とか話を聞いてあげたいとき・ゆっくりとした空気の中で話を聞くときなど、
意識しているので、自然と取り入れている自分がいます。
後輩たちに感謝です。
今も取り入れ、活かせている価値観であり看護技術です。
患者様は治療に不安を抱えている中、関わる人間関係が大きく変化し主に医療職者になってしまいます。少しでも安心できる関わりができ、この人なら任せられるなと思える知識を持っていたいものです。
ここまで読んでくれてあとんす。