”所詮かねこなんで”と言い訳をしていた看護師の行く末

30代2児→3児のパパw。保健師・ケアマネ資格持ち。ちゃんとポンコツ看護師。看護師・生活経験や日々自己学習したことを赤裸々に発信します!

ポンコツ看護師と戦争観

ポンコツ看護師】

お盆甥っ子姪っ子と遊んで、兄弟とも語れて楽しかったよー

  ↓

勤務中に気づかされた戦争観へ変更

 

 

 

どうも、こんにちは。

所詮かねこなんでと言われてもちょっと興味をくれると嬉しいです!

 

 

 

あれこれあった夜勤後、

仮眠をとり、墓参り後実家へ。

甥っ子姪っ子と遊び成長を感じつつ

兄夫婦とも久々に話をして、社会人として成長しつつある話を書こうとした。

 

 

 

が、

 

 

本日、午後勤務中に患者様家族と話をして

終戦記念日だということを思い出させていただいた。

きっかけはこちらの昼食時の用紙


どこか他人事だったどころではなく、終戦記念日ということすら忘れていた・・・

どのような話をしていただいたのか、

何を感じたのか、

共有させていただけたらと思います

 

 

 

 

共感や、コメントがあればぜひお願いします!

■かぼちゃはぜいたく品■
患者様家族「かぼちゃなんてぜいたく品だった。ご飯に混ぜて食べてないよ」
 
午後からの勤務で、食事の下膳からスタートしました。
患者様の机の上にこの用紙があり、当時のかぼちゃ料理について尋ねさせていただいた
 
衝撃の返答が
「かぼちゃはぜいたく品」
「なかなかたべることがなかった」
ということだった。
 
 
個人的に、第2次世界大戦について興味があり色々知識があったが
その言葉を受けて、
「歴史の一部分であり、どこか他人事のようにとらえていた自分」
を恥ずべきことだと感じた
 
 
ありがたいことに、話を続けてくださり
・当時は大根でもなんでも混ぜて食べていた
・当時小学校2~3年生で、学校のグラウンドに野菜を育てていた(土が盛ってあったからどこからか土をもってきて、先生方が耕したんだろうと)

・(言葉は忘れてしまったが)籾を混ぜ込んだ料理が本当に苦手だった。たくさん食べてきたからもう二度と食べたくない。すいとんにも混ぜ込んでた。

・スイカもかぼちゃも今みたいに甘くない。品種なのか、土が悪かったのかはわからない。

・わたし(患者の家族)は田舎だったけどまだ恵まれていたけど、主人は町暮らしだったからもっと大変だったと思う。配給と、ご飯は買わないといけなかったから。

・今の人たちは恵まれている。

・戦争はやるもんじゃない

 

 

 

 

改めて、看護師をやっていて人生史に触れさせてもらうことがありがたいなと思う。

妻とも戦争についてや

イカやトマトなど、当時と今と品種が違う話や

歴史について話すことがあり、

そうやって時代を受け継いでくれるだけでもありがたいとお話してくれた。

 

 

 

 

はだしのげんや、ほたるの墓の印象的なシーンを、

まさに体験されていた。

時代を何とかして紡いできてくれたんだと、

子どもたちにも話しておかないといけないと思わされた。

 

 

 

■よっこいしょういちっと■
別の患者様の介助をしたときに判明した事実
夕食の介助をしたときのこと。
「よっこいしょういちっと」とふいに出た言葉に
 
 
「え?知っているの?」
と驚かれた。
言葉だけならと返答すると、
「しょういちさんって人だよ。よこい。よこいしょういち」
 
 
 
 
 
完全に自分が知っている横井庄一さんとリンクした。
終戦後も30年弱グアム島で戦争を続けており
「恥ずかしながら帰って参りました」の方だ。
おのずと小野田寛郎さんもエピソードとして思い出す。
 
 
 
 
まさかよっこいしょういちが横井庄一とはおもっていなかった・・・
自分で基地を作っていた話や
小野田さんのフィリピンで仲間を失いながらも生きながらえた話などで盛り上がらせてもらった。
「私より詳しいんじゃない?」と笑い話となったが、
会話の着地点としては、
 
 
 
 
戦争はよくないこと
そうやってその時代のことを知ってくれていてありがたい
 
 
ということだった。
 
今もロシアとウクライナが戦争をしているが、
どれだけ自分事として考えたことがあっただろうか?
戦争が終わっても、生活をしていくことそのものがどれだけ大変か
平和な暮らしも地震などの災害で容易に破壊される可能性があり、
そういった時に自分たちが生き延びるのにどんな思いをするのか・・・・
 
 
 
戦争はやるもんじゃない
今まで見てきたドキュメンタリーや、文献よりもなによりも
自分にとって重い言葉だった。
改めて受け止めなきゃいけないと思わされた
 
 
 
なんとなく先延ばしにしていた
ONODA一万夜を越えて
を早くみないと
 
 

ここまで読んでくれてあとんす