”所詮かねこなんで”と言い訳をしていた看護師の行く末

30代2児→3児のパパw。保健師・ケアマネ資格持ち。ちゃんとポンコツ看護師。看護師・生活経験や日々自己学習したことを赤裸々に発信します!

ポンコツ看護師と患者様から教わったこと

どうも、こんにちは。

 

 

 

所詮かねこなんでと言われてもちょっと興味をくれると嬉しいです!

 

 

 

患者様はどんな方でも自分の人生の師である。

入院患者さまから、

「以前、お世話になりましたよね。その優しい声を覚えています。」

正直おれはどなたかすぐに思い出せなかった。

 

 

 

 

エピソードを尋ねてもあまりぴんとこない・・・

どうやら、3年前手術をして2か月もの間入院していたときに関わったとのこと。

退席した後、カルテを見直させてもらった。

 

3年前消化器病棟に配属していたときは

Aチーム・Bチームに分かれて勤務していた

おれのカルテ記載はなく、違うチームが担当していたらしい・・・

 

 

 

ナースコールや、食事配膳、巡回などで声をかけていたのか?

話を伺うとそれだけでなく、

同室の他患者さまの対応をしていた声も届いていたみたい

 

 

どうしてそんなに覚えていられるのか

素直にたずねさせてもらった。

「大病して苦しい中で関わってくれた人のことは覚えていたいのよ。」

「あなたは声が優しかった。」

「さっきのあの子は名札を探していたね。あの時は必死で探していたけど、今日も名札を付けていなかったわ。今では探すついでに顔を見に来てくれたんだね。」

 

 

 

 

今のおれでは

苦しいときなんて、自分のことで精いっぱいだろう

相手のことを思いやる心なんて持てないと思う。

 

お世話になったエピソード付きで名前と顔を覚えていてくれた

とてもありがたい

もっと精進しようと思わされると同時に、

自分もどんな火中の状況でも相手に感謝を持ち、名前と顔を覚えていられる人であろうと思わされた。社会人として基本的でとても大切なこと。

 

 

患者様はどんな方でも自分の人生の師である。

 

ここまで読んでくれてあとんす