前回、話を聞いている(つもり)なのに、
ダメな理由をまとめた↓
まとめ
一生懸命相談に乗ってあげたいのにうまくいかない理由は
・話半ばでべき論(アドバイス)をぶっこむ。
・そんなだから相談相手がいつの間にか聞き役
・本人の自己満足
・繰り返されると相手は虚無
さて、今回は
【対処方法:相手の無意識に問いかけろ!頭を下げろ!それが話を聴くこと!】
・興味を持つ
・人の特徴を知る
①他人視点から
②自分視点から
・声をかけるときのコツ
・話を深めるときのコツ
長々の記事なもんで、
なんやかんや最初と最後だけ読めば十分ですwww
思いっきりスクロールしてくださいw
興味が出たときに読んでもらえたらありがたいです
前提として、リーダー・上司の持つべき視点として進めていますw
特に、なんでもござれな状況で問題解決に向けた取り組みを行うと指針がない状態なので、問題点がどこか宙に浮いた状況になりかねません。(自分の心にも刺さりますなwww)
まず、人の心についての説明
マズローの欲求階層の視点で人の心をみてみると、
その人が気がかりになっている何らかの欲求、
すなわちニーズに気づけない限り、話しかける状態に持っていけないこととなる。
仕事の場だと部下や上司の気がかりは非常にわかりやすいね
「仕事に関すること」
「進捗に関すること」
「生活に関すること」など、話さなくてもニーズが溢れているもの
医療の現場だともっとわかりやすい。
問題解決を図りたい人のニーズは「心身に関する問題」であることが多いから、現場の人も相応の医学知識を修めて臨んでいるよね
気がかりはなんなのか?と、こちらが
興味をもたない限り、相手の問題解決を図る入口にすら立てないことになります。
・他人視点から
ずばり、
□承認欲求を満たされたい
□人は誰でもI love me
そりゃあもう、人間だれしも自分大好き。
無意識レベルの話なので、そんなことねぇよって思うかもしれないけど
ご飯があれば嬉しいし、
寝床があればほっとするし、
認めてくれるひとがいれば喜べる
ちょっとしたチャレンジが成功すれば脳汁どっばどばwww
なんのため?
そりゃあ自分が生きていくためだよ。
自分を守っていくために先祖代々培ってくれた必要な能力だからなんよ。
自己肯定感を高めよう!とかも(本質が保たれているかは別として)I love meを満たす行動なんだと思っているよ。
・・・・極論ですが、自暴自棄になっているケースは当てはまらないです
その人の取り巻く環境が非常に悪いことがあるので、安い言葉や態度でごまかすのはNGです。I love meの心が崩れてしまっているので、専門機関の受診が必要となります・・・・
・自分視点から
他人はI love meで生きているということが分かった。
当然自分もI love meである自覚が必要ですねwwww
なので、話を聞いているつもりがついつい自分語りにシフトしている状況なのは、
I love meで自分の欲求を満たすベクトルにすり替わっていることが
大問題なんよwww
おれがI love meの押し付けを始めたら、相手はI love meを満たせない。
I love youが無ければ人の心は離れるので、信頼値爆下がり。
夫婦関係を思い描けばわかりやすいかもね。
まさか、「愛してやっている」なんて思っていたら人は敏感に察してくれますよwww
一番大切なのは、相手の自尊心を満たしてあげること
さて、人が抱えている問題というのは基本的に自分でも無自覚。
氷山の一角と比喩されることもあるんだけど、
言葉として表現できる問題なんて大した問題じゃない(ことが多い)
無意識に隠された本人すら「わかっちゃいるけどなんだかわかんない」氷山の全貌を見えるようにアプローチをかけないといけないんだ。
無意識を感情として、思いとして、言葉として見える化できたらあとはもう段取りをたてて行動するだけ!
もちろん、本人のペースでね
声をかける前に行っておかないといけないことが2点。
①興味をもって観察していること
②人に関する知識を持っていること
この2点を意識していないと、そもそも困りごとや問題が見えてきません。
例えば、大荷物を持ったおばあちゃんが道端で腰掛けている様子を思い浮かべてみてください。
①興味をもって観察すること
荷物が重いのかな?
疲れているのかな?
怪我をしているのかな?
家に帰りたくない事情があるのかな?
・・・興味が持てない人は、そのおばあちゃんすら風景の一つとしての認識しか持てません。
「おっ????」と思えるセンサーをもつことが最初の一歩です。
部下にも、自分のお子さんにもセンサーを働かせていれば
「なにか様子がおかしい」と注視できますね。
だって人は興味があるものに頭の中がいっぱいになれるほど頭がいいんですものwwww
②人に関する知識をもっていること
イチ風景だったおばあちゃんが認識できたら、人に関する知識がないとなにも感じ取れませんwww
重い荷物を見かけたら、
I love me視点だと「おれには楽々もてるな」って思います
I love you視点だと「おばあちゃんには重そうかもしれない」と察することができますね。
高齢者は運動能力が下がるということを知らないとこういった発想はできません。
専門的な知識ではなく、経験的なものから「人ってこういうもん」と自分なりに落とし込む作業があらかじめ必要と考えています。
勉強なんて関わる中で自分が困った時に学べば間に合います。
専門分野で人を活かす立場の時には、そりゃあ学べよと表現しておきますwww
さあ、なんとなく困りごとを察したときに
ようやく話しかけるタイミングとなります。
話しかけるコツも2点
①頭をさげること
②感謝をすること
なんじゃそりゃ。話しかけようとしているのに頭をさげて感謝する?
一見意味不明ですね。
ちょっと振り返ると、人の特徴は
・基本的にI love me
・なので、自尊心を満たしてあげる
ことが大切と表現しました。
こちらの心持ちとしての前提がこの2点です
「話しかけてあげる」ではなく、
「話しかけさせていただきます」でなければ、相手が口を開くきっかけになりません。
「話しかけさせていただきます」自分がされたらどう思います?
不審に思いつつもちょっとうれしくないですか?ww
どんな言葉でも、話しかけられた時点で不審を拭うことはできません。だったら最初の一言から自尊心を満たしてあげられるような言葉に変換してみるのが吉です。
感謝することも意味不明ですね。
こちらが手を差し伸べているのに、感謝されるのはこちら側では?
ノンノン。
困りごとの解決に向けて、手を取るかどうかの取捨選択は相手にあります。差し伸べた手を取ってくれたことに感謝するのです。
「別にお前じゃなくても誰がやっても結果かわんねぇよ」っていう要素のなか、自分を選んでもらったのです。
嬉しい事象ですね。
声をかけるにも頭をさげ、感謝をする気持ちをもってこそ
信頼関係の構築が始まり
困りごとの氷山の一角から全貌が明らかになっていく過程になっていきます。
人はだれでもI love me
自分も当然I love me
話を聴く前に相手に興味をもて。
話を聴く時には自尊心を満たすために頭を下げ、感謝しろ!!
いうなれば今回はマインドの話
次回は実践編ということになりますな
ここまで読んでくれてあとんす